「赤ちゃんがなかなか寝てくれてくれない」
「抱っこしていないと泣いてしまう」
「夜の寝かしつけに時間がかかって、毎日疲れてしまう」
「夜中に何度も起きてヘトヘト」
赤ちゃんが寝てくれないと、親も心身ともに疲れてしまいますよね。
「なんで寝てくれないの?」と一人で抱え込んでいませんか?
実は、我が家の娘も生まれた直後から生後10か月ごろまで、毎晩のように寝かしつけに苦労しました。
夜8時ごろから寝かしつけを始めても泣きわめき、抱っこをしていないと眠れない毎日。
ようやく寝たと思ってベッドに置くと「背中スイッチ」が入って泣き出す。そんな日々を過ごしていました。
(背中スイッチとは、抱っこからベッドに移して置いたときに、スイッチが入ったように起きてしまうということです。笑)
そこで、部屋を暗くするタイミングを見直したり、スワドルを使ったり、ベッドに寝かせたあとにお腹に手を添えたりと、試行錯誤を重ねました。
この記事では、赤ちゃんが寝ないときに考えられる原因と、我が家で実際に効果を感じた寝かしつけ対策7選を紹介します。
安全な寝かしつけの注意点も分かりやすく解説しますので、毎日の寝かしつけに悩んでいるパパ・ママはぜひ参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんが寝ないのはなぜ?考えられる5つの原因
赤ちゃんがなかなか寝てくれない理由は一つではありません。
月齢や生活リズム、その日の体調などによっても変わります。まずは「なぜ寝ないのか」の主な原因を見ていきましょう。
① 眠るリズムがまだ整っていない
生まれたばかりの赤ちゃんは、昼夜の区別が十分についていません。
そのため、昼間に長く寝て夜に目が冴えてしまうこともあります。
成長するにつれて少しずつ睡眠のリズム(体内時計)が整っていきますが、発達のペースには個人差があります。
② 眠いのにうまく眠れない(体力の限界)
赤ちゃんは「眠たい」と感じていても、自分でスムーズに眠りにつくことが苦手です。
眠気が強くなりすぎると、かえって脳が興奮して泣きわめいてしまい、さらに寝つきにくくなる悪循環に陥ることがあります。
③ お腹が空いている・おむつが気持ち悪い
生理的な不快感があると、赤ちゃんは落ち着いて眠れません。
寝かしつけの前に、授乳やミルクのタイミング、おむつが濡れていないかをしっかり確認してあげましょう。
④ 暑さや寒さなど、寝室環境が合っていない
赤ちゃんは大人以上に体温調整が得意ではありません。室温の寒暖差や衣類の着せすぎによる「暑さ・汗」などの不快感で目を覚ますことがあります。
⑤ 成長による変化(メンタルリープ・発達の葛藤)
寝返りやずりばい、ハイハイなど、「新しくできることが増えた時期」は、脳が刺激を受けて睡眠の様子が変わることがあります。夜中に急に目を覚ます回数が増えたり、寝つきにくくなったりするのは順調な成長の証でもあります。
赤ちゃんが寝ないときの対策7選
赤ちゃんが寝ないときは、寝る前の環境や生活習慣を少しずつ見直してみましょう。
① 寝る30分前に部屋を暗くする
寝る時間が近づいたら、部屋の照明を少しずつ暗くしてみましょう。
明るい部屋から急に真っ暗な寝室に移動するよりも、段階的に照明を落として落ち着いた環境をつくることで、赤ちゃんの脳が「そろそろ眠る時間だ」と準備を始めやすくなります。
我が家では、寝かしつけを始める30分ほど前からリビングの電気を間接照明に変えるようにしていました。
② 寝る前の習慣(入眠儀式)をつくる
寝る前に毎日同じ行動を順番に行う「入眠儀式(ルーティン)」を作るのも非常に効果的です。
- お風呂に入る
- パジャマに着替える
- 授乳やミルクを飲む
- 部屋の照明を暗くする
- 絵本を1冊読む
- 抱っこで落ち着かせる
このような決まった流れをつくることで、赤ちゃん自身が次におこる「睡眠」を予測できるようになります。最初から完璧を目指さず、できる範囲から始めてみましょう。
③ 眠そうなサイン(眠気サイン)を見逃さない
赤ちゃんが本格的に機嫌を損ねる前に、眠そうな兆候が見られたら早めに寝かしつけを開始しましょう。
【赤ちゃんの主な眠気サイン】
- あくびをする
- 目をこする・顔を擦り付ける
- 視線をそらす・ぼんやりする
- おもちゃへの集中力が切れる
- ぐずり始める
「あくび」や「ぼんやり」が出たタイミングで寝かしつけると、興奮する前にスムーズに入眠できる可能性が高まります。
④ 抱っこで安心させる
赤ちゃんにとって、パパやママの抱っこは最高の安心感を得られる場所です。
泣いてどうしても寝ないときは、無理にベッドで寝かせようとこだわらず、抱っこで一度落ち着かせてあげましょう。
⚠️ 抱っこ時の注意点
大人が抱っこしたまま一緒に眠ってしまうと、転落や窒息の危険があり大変危険です。自分が眠気を感じたら、必ず赤ちゃんを 安全な寝床に仰向けで寝かせてください。
⑤ ベッドに置いたあと、お腹に優しく手を添える
抱っこで寝たのに、ベッドに移した瞬間に目が覚めて泣いてしまう(背中スイッチ)とお悩みの方も多いはずです。
そんなときは、ベッドに置いたあともすぐに手を離さず、しばらく胸やお腹に優しく手を添えて見守ってあげるのがおすすめです。
親の温もりや体温が伝わることで、赤ちゃんが「置かれた」と気づかずにそのまま深い眠りに入ってくれることがあります。(※眠ったら静かに手を離し、顔周りを覆わないよう注意してください)
⑥ スワドルやおくるみを活用する
モロー反射(手のビクつき)で起きてしまう赤ちゃんには、スワドルやおくるみを使って包んであげることで、お腹の中にいるような安心感を与えられます。
⚠️ スワドル使用時の安全面チェックリスト
- 寝返りの兆候が見られたらすぐに使用を中止する(腕が固定されていると寝返り時に窒息のリスクが高まるため)
- 寝返りを始めたら、腕を出せるタイプの寝具に変更する
- 顔や頭がおくるみで覆われないように固定する
- 体温が上がりすぎないよう、室温と衣類を調整する
⑦ 寝室の環境(SIDS・窒息対策)を整える
赤ちゃんが安全かつ快適に眠れる空間づくりを行いましょう。
- 室温の調整(夏は25〜27℃、冬は20℃前後が目安)
- 強い光やテレビの音を避ける
- 硬めで平らなマットレス・敷布団を使用する
- 寝床の周りに物を置かない
⚠️ 乳幼児突然死症候群(SIDS)・窒息を防ぐために
赤ちゃんの寝床には、枕・クッション・ぬいぐるみ・重い掛け布団は絶対に置かないでください。また、常に「仰向け」で寝かせることが推奨されています。
【実体験】生後10か月まで寝かしつけに苦労した我が家のエピソード
ここからは、我が家の娘の寝かしつけ体験談をご紹介します。
今振り返っても、娘が生まれてから生後10か月ごろまでは、毎晩が試行錯誤の連続でした。
夜8時から寝かしつけても泣きわめく毎日
当時は夜8時ごろから寝室に入って寝かしつけを始めていたのですが、抱っこしても泣きわめいてしまい、なかなか眠ってくれませんでした。
ゆらゆら抱っこでようやく寝てくれたと思い、そーっとベッドに置くと「ギャー!」と大泣き。
振り出しに戻る。という経験を何度も繰り返し、心身ともに疲弊していました。
効果を感じた3つの工夫
そんな我が家で少しずつ効果を実感できたのが、以下の3つでした。
- 寝る30分前から部屋を暗くする: リビングの照明を落として、入眠への心の準備を作りました。
- スワドルの着用: モロー反射での途中覚醒が減り、比較的に落ち着いて寝てくれるようになりました。
- お腹に手を添える: ベッドに移したあと、そのままお腹に手を添えてじっとしていると、そのまま深い睡眠に入ってくれる確率が上がりました。
夜中に起きる回数は成長とともに減っていった
当時は「この苦しみがいつまで続くんだろう」と不安でした。私の周りのママ友にも相談したところ、ほぼ全員が寝不足と言っていたので、わが子だけじゃないんだ。と少し安心しました。
生後10か月を過ぎたころから少しずつ夜中に起きる回数が減っていきました。
夜中に1回起きても、ミルクを飲むとすぐに満足して一人で寝てくれるようになり、親の負担も一気に軽くなりました。
ママ友の一人は、寝る前のミルクをいつもよりも多めに飲ませると朝まで起きなかったという子もいました。
赤ちゃんによって性格や眠り方は千差万別です。我が家の方法がすべてのお子さんに効くわけではありませんが、「いつかは終わりが来る」という一つの事例として参考にしていただければ幸いです。
赤ちゃんが寝ないとき、病院・専門家に相談すべき目安
「寝ない」ということ自体は多くの赤ちゃんに見られることですが、以下のような症状が伴う場合は病気や体調不良の可能性があります。迷わず医療機関を受診してください。
- 発熱がある(37.5℃以上)
- 呼吸が苦しそう・ゼーゼーしている
- 授乳やミルクをほとんど飲まない
- おしっこの回数・量が明らかに減っている
- いつもと違ってぐったりしていて反応が薄い
- 何をやっても激しく泣き続け、まったく落ち着かない
また、体調に問題がなくても、お母さん・お父さんの精神的な限界を感じたときは、自治体の育児相談窓口や小児科で相談してみてくださいね。
私も、よく支援センターなどに遊びに行った時には、よく相談していました。決して一人で悩まないでくださいね。
赤ちゃんの寝かしつけに関するよくある質問(FAQ)
Q. 赤ちゃんが抱っこでしか寝ないのは癖になりますか?
A. 抱っこで寝かせること自体はまったく問題ありません。
低月齢の時期は抱っこによる安心感が不可欠です。「抱っこ癖がつく」と心配しすぎず、抱っこで寝てくれたら安全な布団に移動させましょう。成長とともに徐々に一人で寝られるようになります。
Q. 夜中に何度も起きるのは異常ですか?
A. 赤ちゃんが夜中に何度も起きるのはごく自然なことです。
赤ちゃんの睡眠サイクルは大人よりも短く(約40〜60分)、浅い睡眠が多いため目を覚ましやすい特徴があります。体調に変化がなければ過度に心配する必要はありません。
Q. 朝までぐっすり寝てくれるようになるのはいつから?
A. 個人差が非常に大きいですが、生後6か月〜1歳過ぎごろから増えてきます。
離乳食がしっかり食べられるようになり、昼間の活動量が増えることでまとまって寝る子が増えてきます。ただし、2歳近くになっても夜泣きをする子もいますので、周りと比べすぎず焦らず見守りましょう。
まとめ:寝かしつけは焦らず、できる対策から少しずつ試そう
赤ちゃんが寝てくれない毎日は本当に大変ですが、自分を責める必要はまったくありません。
最後に、本記事で紹介した寝かしつけ対策をおさらいしましょう。
- 寝る30分前から部屋を暗くする
- 入眠儀式(ルーティン)をつくる
- あくびなどの眠気サインを見逃さない
- 無理せず抱っこで安心させる
- ベッドに置いたあと、お腹に優しく手を添える
- 安全に配慮してスワドルを活用する
- 室温や寝具など寝室環境を整える
我が家も生後10か月まで悩み抜きましたが、成長とともに必ず楽になる時期が訪れます。
まずは今日から試せそうな対策を1つでも取り入れて、パパもママも無理のない範囲で乗り切っていきましょう!


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